和食に欠かせない味噌汁の材料である味噌は、何から作られているのでしょうか。
今回は、味噌の材料について見ていきましょう。
▼味噌の材料と特徴
味噌は主に3つの材料から作られ、それぞれに特徴があります。
■米味噌
米味噌は米を中心に、大豆と塩を材料に作られる味噌です。
よく知られているのが白味噌で、京都では新年を祝うお正月のお雑煮に欠かせません。
また、出荷されている味噌の種類の中で、実に8割ものシェアを占めているのが米味噌です。
これは、米を主食にしてきた日本人にとって、最も身近な材料だったからかもしれませんね。
■麦味噌
麦味噌の材料は、麦と大豆、そして塩です。
日本全国で製造されていますが、中国地方や四国、九州といった日本列島の南の地域でよく作られています。
麦味噌は香ばしい麦の香りと、ほんのりとした甘さが感じられるのが特徴です。
地域によって麦の香りや甘さに違いがありますので、いろいろ試してみるのもおもしろいですね。
■豆味噌
大豆と塩を材料にして作った味噌で、主に東海地方で作られています。
濃厚な味わいと濃い色が特徴で、名古屋の八丁味噌が有名です。
甘みが抑えられていることから酸味や渋が強く感じられるあたりは、米や麦で作られる味噌にはない、豆味噌ならではの特徴と言えるでしょう。
糖質が少ない味噌のため、塩分は多めになっていますので、味噌汁に使うよりも調理に向いている味噌でもあります。
▼まとめ
味噌の材料は主に米と麦、豆の3つです。
それぞれに味わいに特徴がありますので、各地の味噌を食してみるのもまた一興ではないでしょうか。
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