米麹を使用した菌の発酵によって作る
米麹甘酒。
意外に知られてはいませんが酒粕を使って作る酒粕甘酒とは別ものです。
そんな
米麹甘酒の特徴を紹介します。
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米麹甘酒の特徴
かすかにお酒の匂いがする酒粕甘酒とは異なる、
米麹甘酒の具体的な特徴を見ていきましょう。
■「酒」なのにアルコール度数はゼロ
米麹甘酒は名前に「酒」とついてはいますが
ノンアルコール。
なので、小さいお子さんや妊婦さんでも安心して飲めることが特徴です。
対する酒粕甘酒は、清酒を作る際に出た酒粕に砂糖を入れて甘くしたもの。
その製造法の都合上、ほんの少しではありますがアルコールが含まれています。
アルコールが苦手な方や妊婦さんは注意が必要です。
■豊富なブドウ糖でエネルギーチャージ
米麹甘酒の特徴として、ブドウ糖が豊富であることが挙げられます。
これは、
米麹甘酒の作り方に理由があります。
米麹のこうじ菌が、米を発酵させることで作られるのが
米麹甘酒です。
その発酵の過程で、でんぷん質が分解されブドウ糖が豊富に作られます。
米麹甘酒が「飲む点滴」と呼ばれるのはこのブドウ糖が由来です。
ブドウ糖の豊富な
米麹甘酒を飲めば、効率的にエネルギーをチャージできます。
■発酵によって生成された栄養素たっぷり
米麹甘酒は、発酵食品の特徴であるビタミンや必須アミノ酸などの栄養素がたくさん含まれています。
ビタミンB群は、糖質をエネルギーとして分解される作業を手助けする働きがあります。
また、たんぱく質を生成する際に欠かせない必須アミノ酸が全て含まれるのも魅力的な特徴です。
■食物繊維とオリゴ糖で高い整腸作用
米麹甘酒に豊富に含まれるのが、発酵の過程に生まれるオリゴ糖と食物繊維。
この2つが腸内細菌の善玉菌たちの栄養源になることで、腸内環境が改善して便秘の予防にも効果が期待できます。
▼まとめ
米麹甘酒の特徴を紹介しました。
ノンアルコールのため妊婦さんでも安心、豊富がブドウ糖である、発酵によって生成された栄養がたくさん、高い整腸作用などが特徴としてあります。
そんな健康に嬉しい特徴を持つ
米麹甘酒を食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。